2024年3月にAer (エアー)の大人気モデルAer Day Pack 3とAer Tech Pack 3が発売されました。
Tech Pack 3発売に伴い、Tech Pack 2は併売されているものの型落ち扱いに。
新旧モデルの機能差や価格の違いなどが気になりますよね。
そこで今回はAer大好き筆者が、Aer Tech Pack 3とTech Pack 2の違いを比較して、どちらがおすすめかを紹介します。
Aer Tech Pack 3とAer Tech Pack 2の違いは6つ。
- サイドハンドル(横持ちハンドル)の数
- 止水ジッパー対応範囲
- 外側のポケット有無
- 内部ナイロン生地の素材
- 重量
- 販売価格
Aer Tech Pack 3がおすすめな人
- Aer最新作を手に入れたい人
- バッグを置いたり持ち運んだり移動の多い人
- Day Packでは小さく感じる、ノートPCスリーブが欲しい人
- エコに関心の高い人
Aer Tech Pack 2がおすすめな人
- なるべく安くAer Tech Packを購入したい人
- Aerの収納性・機能性で快適な通勤をしたい人
- 急な天候不良でも気にせずガシガシ使い込みたい人
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Aer Day Pack 3は前作からの正当進化といえたのですが、Tech Pack 3の場合は必ずしもそうではなく説明が難しいところ。
さっそく詳しく解説していきますね!
Aer Tech Pack 3とTech Pack 2の違いを比較【ビジネスリュック】
Aer Tech Pack 3とAer Tech Pack 2の違いは6つです。
項目 | Tech Pack 3 | Tech Pack 2 |
---|---|---|
サイドハンドル | 両側 | 片側 |
止水ジッパー | PC収納部のみ | すべて止水 |
外側ポケット | なし | あり |
内部ナイロン生地 | (bluesign® 認証) | リサイクルナイロン ナイロン |
重量 | 1450g | 1700g |
価格(税込) | 46,200円 | 42,900円 |
【参考】発売年月 | 2024年3月 | 2020年 |
6つの違いについて詳しく解説しますね。
Aer Tech Pack 3は両側にサイドハンドル、2は片側のみ
Aer Tech Pack 3には両サイドにサイドハンドルが追加されました。
Aer Tech Pack 2までは背負っている状態の左手側にしかサイドハンドルがありませんでしたが、これからは上位モデル(別コレクション)のTravel Packのようにあらゆる持ち方ができます!
個人的な意見としては、Tech Pack 2みたいに片側あれば十分じゃないかと思っています(正直)
別記事で紹介したように、Aer Day Pack 3に片側サイドハンドルがついたため、Day Packとの差別化をしようと思ったのだろうと推測している筆者。
Aer Tech Pack 3はPCスリーブのみ止水ジッパー
Aer Tech Pack 2はすべてのジッパーが止水対応でしたが、Tech Pack 3ではPCスリーブ(PC専用収納)のみYKK止水ジッパー対応、それ以外は通常のジッパーとなりました。
存在するだけでハイテク感を感じるパーツだったのでTech Pack 3に標準装備されていないのが残念ですが、代わりにTech Pack 3 X-PAC仕様が新登場しています。
どうしても防水・対候性の高いTech Packが欲しい場合は、X-PACバージョンを購入する必要がでてしまいました。
Aer Tech Pack 3 X-PACは税込52,800円。Tech Pack 2からはほぼ1万円の値上げですね・・・。
Aer Tech Pack 3からは外側のポケットが削除
Aer Tech Pack 3では先ほど紹介した両側のサイドハンドル設置に合わせて、外側の小さなポケット(シークレットポケット、とでもいうべきか)が廃止されました。
これ今回一番ショックなポイント。
筆者は現在Aer City PackとAer City Pack Proを仕事に応じて使い分けていますが、City Pack Proについている外側の横面についているこのポケット本当に使い勝手がいいんです。
イヤホンや家の鍵、スポーツジムの会員証を入れておくと、わざわざリュックを下す必要もなく、リュックを取り廻すだけで必要なものが取れます。
このパーツがなくなることで、すぐに取り出すものはトップのポケットに収納することとなります。
それでも十分に利便性高いですけどね。
内部生地はリサイクルナイロン(bluesign® 認証)
筆者は店頭でAer Tech Pack 3と同様の内部ナイロン生地 Bluesign®を使ったAer Pro Packを触りましたが、特にこれと言って実使用の中ではメリット・デメリットとなるものではありません。
多少伸びのあるナイロン生地なので触り心地は良いです。
環境にやさしい素材・バリューチェーンを使っている企業の証明という意味合い。
bluesign®の認証を受けた企業はブルーサイン・パートナーと呼ばれます。
環境保護と持続可能性を重視する消費者にとって重要な指標とされており、特に欧米ではこのような感度が高いためアピールポイントの一つとなっているようです。
ブルーサイン(Bluesign)とは、繊維業界において環境、労働、消費者の観点における持続可能なサプライチェーンを経た製品に付与される認証のことです。スイスに拠点を置くブルーサイン・テクノロジーによって運営管理されています。この認証は、世界で最も厳しい基準と言われており、その認証を受けることで、世界最高レベルの消費者の安全や労働者と環境への最小限の影響、資源の節約、これらを証明することができます。
ブルーサイン(Bluesign) とは・意味 | Sustainable Japan
Aer Tech Pack 3は2より250g軽量化
Aer Tech Pack 2の1700gに対して、Tech Pack 3は1450g (X-PAC仕様は1400g)と250Gの軽量化を成功させています。
Aerの製品は、多くが1680Dというかなりごつく耐久性のあるコーデュラバリスティックナイロンを利用しているが故に重さを感じます。
さらに1700gというTech Pack 2は同じ容量帯のバッグでもトップクラスに重くてPCや本を詰め込んだら一日歩き続けるのはつらいほど。
そんな中1450gまで軽量化されたのは地味に大きな進化です。
筆者が以前持っていたFlight Pack 3 (1.54kg)より軽くなりました!
価格は3,300円 (約8%)の差
Aer Tech Pack 3とTech Pack 2の価格の違いを比較しました。
項目 | Tech Pack 3 | Tech Pack 2 |
---|---|---|
価格(税込) | 46,200円 | 42,900円 |
【参考】発売年月 | 2024年3月 | 2020年 |
全体的にAer製品も値上がりしているので仕方がないですね。
と言いたいところですが、対候性の高いAer Tech Pack 3 X-PACバージョンは52,800円なので、少々痛い。
うーーん、この値差みるとTech Pack 2の方がおすすめな気がする。
かつては日本公式ではなく、Aerの海外公式サイトから安く個人輸入ができたのですが、現在発送先で日本を選択することができなくなってしまいました。
購入経路としてはAer日本公式サイト、ショッピングモールやセレクトショップなどでの店頭購入、またはAmazonや楽天といったEコマースです。
タイムセールや送料がかからない関係でEコマース経由での購入が最安値となります。
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Aer Tech Pack 3とAer Tech Pack 2 共通の特徴【ビジネスリュック】
Aer Tech Pack 3とAer Tech Pack 2の主な共通点は以下の通りです。
※各項目をクリックかタップすると詳しい内容に飛べます。
コンパクトな縦横サイズで通勤や出張にピッタリ!
項目 | Tech Pack 3 | Tech Pack 2 |
---|---|---|
サイズ | W310 x H 460 x D 180 (mm) | W305 x H 460 x D 180 (mm) |
重量 | 1450g | 1700g |
容量 | 16L | 17L |
重量はかなり軽量化されましたが、サイズ・容量に関しては前作のAer Tech Pack 2と大きく変わっていません。
機内持ち込みや電車通勤の移動中に邪魔にならないサイズ感である点は大きな長所。
航空機への手荷物としての持ち込み規定をみると、JAL(100席未満の小型便)は3辺100cm以内となる必要があり、一般的なビジネスバッグやリュックがギリギリだったりします。
幅 | 奥行 | 高さ | |
---|---|---|---|
ANA 普通席 | 45cm | 20cm | 130cm |
JAL 座席数100未満 | 35cm | 20cm | 45cm |
さらに、電車での移動時も要チェック。
電車の座席幅はJISで430~465mmを基準としているため、ビジネスバッグやリュックの横幅が50cm(500mm)を超えるようなサイズだと隣の座席に干渉します。
Aer Tech Pack 3、Tech Pack 2のいずれもしっかりクリアしています。
弟分Day Packとの違いは奥行き。200mmを超えると結構分厚いなと感じるので許容範囲。
ビジネスシーンでも違和感のない高級感とハイテク感
ビジネスシーンにおけるリュックはここ数年でかなり定番となってきてはいるものの、人によってはアウトドア丸出しのリュックやブランドの柄やロゴが大きく主張しているリュックも多いですよね。
Aer Tech Pack シリーズなら安心です。
ほとんど型崩れしない1680Dコーデュラバリスティックナイロンと高級感のある光沢を放つ840Dのナイロンコーティング。
ロゴの主張もミニマムなので、ビジネス用途で使っても全く問題のないリュックです。
さらに横持ちもできるためブリーフの良い面も享受可能!
細かいところに手が届く最高の収納
筆者がAer製品に惚れ込んでいるのは同社のスタンダードともいえる2つの収納機能です。
一つ目にトップからアクセスできるポケット(クイックアクセスポケット)。
わざわざメイン収納を開けなくてもいいので、本当に楽なんですよね。
電車に乗っているときや会社についたとき、リュックを前で抱えることが多いんですが、すぐに必要なものが取れるのが幸せ。
筆者は社員証や家の鍵、小さい財布を入れています。
二つ目に、多機能オーガナイザーです。
ペンやスマホのモバイルバッテリー、薬に通勤時の読書など、仕事で使うもの以外は大体ここに入れています。
それぞれ仕切りがついているので、ポーチを持ったり、配置をいろいろ悩んだりしなくて済むのが本当に楽。
これだけで日々選択する悩みが消えました。
これにTech Pack 2のような外側のポケットもあると完璧なんですが!
自立するビジネスリュック
Aer Tech Packシリーズで忘れちゃいけないのが、自立すること。
特別な設計で床に置いたとき自立するバッグなのです。
Flight packやCity Packは基本自立しにくいので、これはうらやましい
出先やオフィスで椅子や壁に傾けておくの、少し不格好ですよね。
自立するビジネスリュックをさりげなく足元に置けばスマートな印象を相手に与えられるでしょう。
専用のPCスリーブでオンオフにメリハリ
同じAerのTech Collectionの弟分であるAer Day Packとの一番の違いは専用のPCスリーブがあること。
メイン収納一つしかない場合だと、書類や場合によっては出張時の衣類など一緒にしまうとPCが取り出しづらくて困ることってありませんか?
以前筆者が使っていた3wayブリーフは仕切りが分かれておらず、ちょっとした出先でPCを取り出すのに時間がかかって困っていました。
出張時に筆者が使うAer City Pack ProのようにPC用の収納があると「さっと」取り出せて本当に楽。
しかもAerのスリーブクッションはふかふかの素材で「守られている感」がすごい
Aer Tech Pack 3とTech Pack 2がおすすめな人【ビジネスリュック】
Aer Tech pack 3は2024年3月発売の最新モデル、Aer Tech Pack 2は2020年発売の旧型モデルです。
それぞれどんな人におすすめなのかをまとめました。
Aer Tech Pack 3がおすすめな人
Aer Tech Pack 3は次のような人におすすめです。
- Aer最新作を手に入れたい人
- バッグを置いたり持ち運んだり移動の多い人
- Day Packでは小さく感じる、ノートPCスリーブが欲しい人
- エコに関心の高い人
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Aer Tech Pack 2がおすすめな人
Aer Tech Pack 2は次のような人におすすめです。
- なるべく安くAer Tech Packを購入したい人
- Aerの収納性・機能性で快適な通勤をしたい人
- 急な天候不良でも気にせずガシガシ使い込みたい人
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Aer Tech Pack 3とTech Pack 2の違いを比較【ビジネスリュック】まとめ
Aer Tech pack 3とAer Tech Pack 2の違いを比較しました。
両者の違いは以下だけで、他の機能やスペックには特筆すべき違いはありません。
項目 | Tech Pack 3 | Tech Pack 2 |
---|---|---|
サイドハンドル | 両側 | 片側 |
止水ジッパー | PC収納部のみ | すべて止水 |
外側ポケット | なし | あり |
内部ナイロン生地 | (bluesign® 認証) | リサイクルナイロン ナイロン |
重量 | 1450g | 1700g |
価格(税込) | 46,200円 | 42,900円 |
【参考】発売年月 | 2024年3月 | 2020年 |
Aer Tech Pack 3には以下の特徴があります。
- サイドハンドルが片面から両面に増加!(外側のポケット廃止)
- 止水ジッパーがPC専用スリーブのみに!
- bluesign®のリサイクルナイロンを使用!
- 重量は前作より250g軽量の1450g!
- X-PACシリーズ導入で選択肢が増加!
- Aer最新作を手に入れたい人
- バッグを置いたり持ち運んだり移動の多い人
- Day Packでは小さく感じる、ノートPCスリーブが欲しい人
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一方、Aer Tech Pack 2も型落ちとなりましたが、Aerが持つ基本的な機能を安く手に入れることができるのでお買い得です。
筆者一押しの外側ポケットもついてます。
公式では売り切れ状態!
あなたもAer Tech Pack 3やAer Tech Pack 2で快適な出勤を楽しみませんか?
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今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。